傷害疾病保険単位 4
問題.1
海外旅行保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 この保険の障害治療費用補償特約では、被保険者が旅行行程中に、山岳登はん、リュージュ、ボブスレー等その他これらに類する危険な運動等を行っている間に傷害を被った場合、保険契約者があらかじめこれらの行為に対応する保険料を払い込んでいなければ、保険金はいっさい支払われない。
【2】 この保険の疾病治療費用補償特約では、被保険者が被った傷害に起因する疾病の治療に要した費用は、保険金支払いの対象とならない。
【3】 この保険の保険責任は、原則として、保険期間の初日の午前0時に始まり、末日の午後12時に終わるが、被保険者が乗客として搭乗している交通機関の遅延または欠航・運休により、被保険者の旅行の最終目的地への到着が遅れた場合、保険責任の終期は72時間を限度として延長される。
【1】 誤
傷害治療費用補償特約では、山岳登はん等に類する危険な運動等を行っている間の保険事故は、あらかじめこれらの行為に対応する保険料を払い込んでいない場合でも保険金支払いの対象となるが、傷害治療費用保険金の額は削減されて支払われる。
【2】 正 設問のとおり正しい
【3】 正 設問のとおり正しい
問題.2
次の記述のうち、傷害治療費用補償特約付帯(セット)の海外旅行保険で保険金支払いの対象となるものならないものを選択しなさい。
【1】 被保険者のAさんは、海外旅行先のビヤホールで、他の客と口論の末殴り合いのけんかになり、大ケガをして入院した。
【1】 被保険者のBさんは、海外旅行先で搭乗していた観光バスが横転事故を起こし、大ケガをして入院した。
【1】 対象とならない
被保険者の闘争行為(けんか)による傷害は、免責事由に該当し、保険金支払いの対象とならない。
【2】 対象となる
被保険者が急激かつ偶然な外来の事故によって被った傷害であり、免責事由にも該当しないので、保険金支払いの対象となる。
問題.3
こども総合保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 この保険の傷害補償では、被保険者が後遺障害保険金の支払い対象となり、かつ所定の条件を満たした場合は、支払われた後遺障害保険金に保険証券記載の倍数を乗じた額が追加して被保険者に支払われる。
【2】 この保険の育英費用補償では、保険証券記載の扶養者が被った傷害により死亡した場合にのみ、育英費用保険金が被保険者に支払われる。
【3】 この保険の賠償責任補償における本人と本人以外の被保険者との続柄は、保険契約締結時の続柄ではなく、損害の原因となった事故発生の時における続柄をいう。
【1】 正 設問のとおり正しい
【2】 誤 育英費用保険金は、設問の場合だけでなく、扶養者に後遺障害が生じ、その後遺障害が100%の割合に認定された場合にも支払われる。
【3】 正 設問のとおり正しい
問題.4
積立型傷害保険に関する次の記述の正誤の組み合わせとして、正しいものを選択しなさい。
ア. 積立型傷害保険には、補償部分と積立部分が一体となっている「一体型保険」と、積立部分を特約の形にして各種保険の補償部分にセットして積立化している「積立特約型商品」がある。
イ. 積立型傷害保険の満期返れい金は、保険契約が解除された場合にも支払われる。
答え : B
ア. 設問のとおり正しい
イ. 満期返れい金は、解約・全損失効等の場合には支払われない。