傷害疾病保険単位 2
問題.1
普通傷害保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 この保険では、地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた傷害についても保険金が支払われる。
【2】 この保険では、被保険者が傷害を被り、その直接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合に、死亡・後遺障害保険金額の全額が死亡保険金として支払われるが、同一契約において後遺障害保険金が支払われている場合には、既に支払われた後遺障害保険金の額を控除した残額が支払われる。
【3】 保険契約締結の際、保険契約者または被保険者は、契約時に危険に関する重要な事項として保険会社が質問した事項(告知事項)について、保険契約申込書に事実を正確に回答する義務がある。
【1】 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた傷害については、保険金は支払われない。
【2】 正 設問のとおり正しい
【3】 正 設問のとおり正しい
問題.2
会社員のAさんは、自らを被保険者として下記[契約内容]で普通傷害保険を契約していましたが、ある日、外出中に交通事故にあって両足に大ケガを負ってしまいました。Aさんは、入院40日、通院96日の治療を受け、後遺障害もなく、ようやく平常の業務・平常の生活ができるようになりました。
この場合、支払われる保険金はいくらになりますか、下記の選択肢より選択しなさい。
注1 各種特約の付帯(セット)はないものとします。
注2 Aさんは入院中に手術を受けず、また、上記入院治療日数および通院治療日数(限度日数)は保険会社の認定済みとします。
注3 入院保険金、通院保険金の支払い方法はいずれも日数払いとし、通院保険金の支払限度日数は90日とします。
[契約内容]
○死亡・後遺障害保険金額・・・・・5,000万円
○入院保険日額・・・・・・・・・・・・・・8,000円
○通院保険日額・・・・・・・・・・・・・・4,000円
【選択肢】
ア. 320,000円(8,000×40日)
イ. 680,000円(8,000×40日+4,000円x90日)
ウ. 704,000円(8,000×40日+4,000円x96日)
エ. 1,560,000円((8,000円+4,000円) x (40日+90日))
答え : イ
入院 8,000×40日)=320,000円
通院 4,000円x90日(限度)=360,000円
320,000円+360,000円=680,000円
問題.3
普通傷害保険の主な特約に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 「天災危険補償特約」は、普通保険約款では保険金が支払われない「地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた傷害」を補償する特約である。
イ. 「就業中のみの危険補償特約」は、被保険者がその職業または職務に従事している間に被った傷害に限り保険金が支払われる特約で、通勤途上で被った傷害については保険金は支払われない。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : B
ア 設問のとおり正しい
イ 通勤途上も補償される。
問題.4
家族傷害保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 この保険で、被保険者の範囲の条件の一つである「同居」とは、同一の家屋に居住することであり、短期間の出稼ぎ等の一時的別居とはならない。
【2】 この保険では、複数の被保険者のうちの1人の被保険者の免責事由に該当しする行為により、複数の被保険者が事故にあった場合、個別適用により、行為者本人は免責となるが、他の被保険者は免責とならない。
【3】 この保険では、保険証券の本人欄に記載の者が保険証券記載の職業または職務を変更した場合は、遅滞なく、その旨を保険会社に通知する義務がある。
【1】 誤
短期間の出稼ぎ等の一時的別居は同居とされる。
【2】 正 設問のとおり正しい
【3】 正 設問のとおり正しい