傷害疾病保険単位 1
問題.1
保険業法上の保険商品の分類に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 第二分野の保険は、人の生死について一定の約定のもとで保険金を支払うものである。
イ. 第三分野の保険は、損害保険会社、生命保険会社のいずれにおいても販売可能である。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : C
ア. 第二分野の保険は、偶然な事故により生じた傷害に対して保険金を支払うもので、「損害保険固有の分野」である。人の生死について一定の約定のもとで保険金を支払うものは、第一分野の保険で「生命保険固有の分野」である。
イ. 設問のとおり正しい
問題.2
保険業法上の保険商品の分類について述べている次の記述のうち正しいものを一つ選びなさい。
ア. 第一分野の保険は、「損害保険固有の分野」で、偶然な事故により生じた損害に対して保険金を支払うものである。
イ. 第二分野の保険は、「生命保険固有の分野」で、人の生死について一定の約定のもとで保険金を支払うものである。
ウ. 第三分野の保険は、「生命保険固有の分野」と「損害保険固有の分野」の中間に位置し、人のケガや病気などに備える保険をいう。
答え : ウ
ア. 第一分野の保険は、「生命保険固有の分野」で、人の生死について一定の約定のもとで保険金を支払うものである。
イ. 第二分野の保険は、「損害保険固有の分野」で、偶然な事故により生じた損害に対して保険金を支払うものである。
ウ. 設問のとおり正しい
問題.3
傷害保険の保険金支払について述べている次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
ア. 被保険者が、足の骨折治療中にボールを蹴って悪化させた場合など、十分に結果を予測することができた傷害は、保険金支払いの対象とならない。
イ. 被保険者が、「靴ズレ」や「しもやけ」になった場合は、身体への持続的‥継続的作用によって生じたもので、突発的なものとはいえないため、保険金支払の対象とならない。
ウ. 被保険者が、脳疾患で卒倒して骨折した場合など、からだに内在する原因によって生じたケガでも、突発的に発生していれば保険金支払の対象となる。
答え : ウ
ア. 設問のとおり正しい
イ. 設問のとおり正しい
ウ. 障害の原因自体が身体の外部から作用したものではなく、外来性を欠くので保険金支払の対象とならない。
問題.4
傷害保険金の特徴に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 傷害保険では、保険契約締結時に約定した保険金額に基づき保険金が支払われる。
イ. 傷害保険では、保険会社が保険金支払い後、被保険者またはその相続人がその傷害につき第三者に対して有する損害賠償請求権は保険会社に移転する。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : B
ア. 設問のとおり正しい
イ. 傷害保険では、保険会社が保険金支払後、被保険者またはその相続人がその傷害につき第三者に対して有する損害賠償請求権は保険会社に移転しない。