傷害疾病保険単位 模擬問題A 問7,8
問題.7
傷害保険の引受けに関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 人を対象とする傷害保険では、人の価値は金銭で評価できないため、保険価額という概念はなく、引受保険金額、入院保険金日額・通院保険金日額についての限度額は設けられていない。
【2】 傷害保険では、健康保険・労働者災害補償保険(政府労災保険)の給付金、生命保険の保険金・給付金や、加害者からの賠償金などを受領した場合は、それらの金額を差し引いた額が保険金として支払われる。
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【1】 誤
傷害保険では、保険会社により種目ごとおよび全種目通算で、1被保険者につき引受保険金額、入院保険金日額・通院保険金日額に限度(自社分・他社分合計)が設定されている。
【2】 誤
傷害保険の保険金は、定額給付であることから、健康保険・労働者災害補償保険(政府労災保険)の給付金、生命保険の保険金・給付金や、加害者からの賠償金の受領などとは関係なく支払われる。
問題.8
傷害保険の事故対応に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア.被保険者に保険事故が生じた場合、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者は、その原因となった事故の発生の日からその日を含めて30日以内に、事故発生の状況および傷害の程度を保険会社に通知しなければならない。
イ.保険金の支払時期(履行期)は、各保険会社の保険約款により異なるが、保険法では保険給付の履行期が規定されており、保険会社はこの履行期に対する遅滞の責任を負う。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ A
ア.設問のとおり正しい。
イ.設問のとおり正しい。