【最新】損保基礎模擬試験 【2019-A】[04]
問題.13
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】代理店(保険募集人)は、保険契約の締結にあたり他の保険会社の保険商品と比較する場合、保険契約者に対し、保険商品の内容の違いについて説明せずに、保険料のみを比較して、自ら取り扱う保険商品が他の保険会社の保険商品よりも有利であると説明しました。
【2】代理店(保険募集人)は、顧客が保険契約を締結しない旨の意思表示を明確にしたにもかかわらず、執拗に顧客の自宅を訪問し、保険契約の締結をさせました。
【1】誤
他の保険商品との比較において、内容・条件の異なる他社の保険商品と保険料のみを比較して、保険契約者に意図的に自社の保険商品の有利な部分のみを説明する行為は禁止行為に該当し、適切でない。
【2】誤
設問の行為は、禁止されている。
問題.14
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】代理店(保険募集人)は、その業務の規模や特性に応じて、保険募集の業務の健全かつ適切な運営を確保するための体制を整備する必要があります。
【2】個人情報保護法では、個人情報取扱事業者は、あらかじめ本人の同意を得ている場合であっても、個人データを第三者に提供してはいけません。
【1】正
【2】誤
個人情報保護法では、個人情報取扱事業者が、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供することを禁じている。設問の場合は、あらかじめ本人の同意を得ているので、個人データの第三者への提供は行える。
問題.15
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】犯罪収益移転防止法では、代理店(保険募集人)がマネー・ローンダリング等の疑いがある取引を発見した場合、直接、金融庁に届け出ることが義務付けられています。
【2】消費者契約法では、事業者の一定の行為により消費者が誤認や困惑によって申し込んだ契約を取り消すことができます。
【1】誤
マネー・ローンダリング等の疑いがある取引を発見した場合、金融庁に届け出ることが義務付けられているのは保険会社等の金融機関である。代理店(保険募集人)が疑わしい取引を発見した場合には、保険会社の定めに従い、速やかに保険会社に連絡しなければならない。
【2】正
問題.16
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】金融商品販売法では、顧客が金融商品販売業者等である場合にも、重要事項を説明しなければなりません。
【2】保険制度は、1人の保険契約者が偶然の事故によって損害を被った場合に、多数の保険契約者が支払った保険料でその損害をてん補するという相互扶助の仕組みで成り立っており、保険制度を維持するためには、代理店(保険募集人)が適正な引受けを行う必要があります。
【1】誤
金融商品販売法では、顧客が金融商品販売業者等である場合や、顧客から重要事項の説明は不要である旨の意思表示があった場合には、重要事項を説明する必要はない旨が定められている。
【2】正