【最新】損保基礎模擬試験 【2019-A】[01]
問題.1
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】物的リスクとは、火災や爆発、盗難、風水害、地震等によって、住宅・家財や店舗、工場、機械、商品などの資産に損害が発生するリスクのことをいいます。
【2】損害保険は、交通事故の被害者や自然災害の被災者を、経済的な補償によって救済する役割を果たしています。
【1】正
【2】正
問題.2
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】損害保険は、交通事故の被害者や自然災害の被災者を、経済的な補償によって救済する役割を果たしています。
【2】保険制度においては、保険契約者が保険会社に払い込む保険料の総額（収入総額）と、保険会社が保険金受取人に支払う保険金の総額（支出総額）とが等しくなるようにして、保険契約全体で収支バランスを保つようにしており、これを「公平の原則（給付・反対給付均等の原則）」といいます。
【1】正
【2】誤
設問は「収支相等の原則」についての記述である。「公平の原則（給付・反対給付均等の原則）」は、被保険者や保険の対象（保険の目的物）の危険度に応じて保険料が算定されることをいう。
問題.3
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】保険契約者とは、保険会社に自分の名前で保険契約の申込みをし、保険契約を締結する者で、保険料の支払義務を負う者のことをいい、個人（自然人）に限らず、法人でも構いません。
【2】保険約款とは、「保険金が支払われる場合」や「保険金が支払われない場合」などの保険契約の内容や条件などを定型的に定めた契約条項のことをいい、「保険契約者と保険会社との間の権利・義務」などについては記載されていません。
【1】正
【2】誤
保険約款には、告知義務や通知義務など「保険契約者と保険会社との間の権利・義務」についても記載されている。
問題.4
次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】保険契約者または被保険者は、保険契約締結に際し、危険に関する「重要な事項」のうち保険会社が告知を求めた事項について、事実を正確に告知をすることが義務付けられており、これを「告知義務」といいます。
【2】保険契約者または被保険者が「故意または重大な過失」により事実の告知をしなかったり、偽りの告知をしたりした場合、保険会社は、契約を解除することができ、契約を解除した場合には、契約解除前に発生した損害に対しては、いっさい保険金が支払われません。
【1】正
【2】誤
保険会社が契約を解除した場合には、契約解除前に発生した損害に対しては、原則として保険金が支払われないが、告知しなかった事実または告知内容と異なる事実との間に因果関係がなく発生した保険事故による損害に対しては、保険金が支払われる。したがって、「いっさい保険金が支払われない」というのは誤りである。