基礎単位 模擬問題E 問9~12
問題.9
代理店の日常業務に関する次の記述のうち、
【1】 代理店は、保険料領収証(綴り)が盗難にあったり、紛失した場合は、悪用されるおそれがあるため、速やかに保険会社に連絡しなければなりません
【2】 保険期間中に保険契約者から保険契約の解約の申出があった場合、代理店は、解約日以降の保険事故による損害については、保険金が支払われないことなどを十分に説明のうえ、速やかに解約の手続きを行う必要があります。
【1】 正
【2】 正
問題.10
代理店の日常業務に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 保険金支払いは、代理店の業務ではないため、代理店は、保険契約者等から保険事故発生の通知を受けた場合、保険金請求手続きの方法を説明する必要はありません。
【2】 代理店は、自動車保険の保険契約者等に対し、対人事故または対物事故を起こした場合に、保険会社の了解を得ないで示談をすると保険金が支払われないことがある旨を説明しておく必要があります。
【1】 誤
保険金支払いは保険会社の固有業務であるが、保険金が迅速に支払われるように、代理店は、保険金請求手続きの方法等について保険契約者等へ説明する必要がある。
【2】 正
問題.11
自賠責保険に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 自賠責保険では、被保険者が、自動車事故で歩行者または他の自動車の搭乗者などを死傷させ、法律上の損害賠償責任を負うことにより被る損害に対して保険金が支払われますが、同乗者を死傷させた場合については、保険金はいっさい支払われません。
【2】 自賠責保険では、保険期間中に保険金が支払われた場合、支払限度額は減額されます。
【3】 自賠責保険では、被害者保護を目的とするため、自賠責保険からの保険金の支払いは、被害者の過失割合どおりには減額されず、「被害者に重大な過失がある場合」および「被害者の受傷と死亡(または後遺障害)との間の因果関係の有無の判断が困難な場合」に限り、減額されます。
【1】 誤
自賠責保険では、同乗者を自動車事故で死傷させ、法律上の損害賠償責任を負うことにより被る損害に対しても保険金が支払われる。
【2】 誤
保険期間中に保険金の支払いが何回あっても、その支払限度額は減額されない。
【3】 正
問題.12
任意の自動車保険に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 対物賠償保険では、被保険者が被保険自動車を運転していたところ、突然発生した地震により、運転を誤って他人の住宅建物に衝突し、その建物の外壁の一部を破損させた場合、その損害は保険金支払いの対象となります。
【2】 人身傷害補償保険では、被保険者が自動車事故により傷害を被り、相手自動車の自賠責保険金が既に支払われていた場合であっても、被保険者が被った損害の全額が、保険金額を限度に支払われます。
【3】 搭乗者傷害保険では、被保険者が被保険自動車を無資格運転中にガードレールに衝突し、被保険者自身が傷害を被った場合、保険金支払いの対象となりません。
【1】 誤
対物賠償保険では、地震による損害は、免責事由に該当し、保険金支払いの対象とならない。
【2】 誤
人身傷害補償保険では、相手方からの支払いが既にあった場合は、損害額からその支払額等を控除した額が、保険金額を限度に支払われる。
【3】 正