[第4章] 損害保険商品 7
問題.1
次の文章の【 】に当てはまる最も適切な語句を、下記の選択肢から選択しなさい。
傷害保険のうち、家庭内、職場内などの日常生活の中で起こるさまざまな事故によるケガについて、被保険者のほか、家族全員を1保険証券で対象とする保険が【 1 】です。この保険では、事故の起きた場所が、【 2 】、保険金支払いの対象となります。
また、この保険では、被保険者本人とその配偶者のほか、これらの者と生計を共にする【 3 】が被保険者となります。
【選択肢】
ア. 普通傷害保険
イ. ファミリー交通傷害保険
ウ. 家族傷害保険
エ. 国内・国外を問わず
オ. 国内の場合に限り
カ. すべての親族
キ. 同居の親族のみ
ク. 同居の親族および別居の未婚の子
【1】 ウ. 家族傷害保険
【2】 エ. 国内・国外を問わず
【3】 ク. 同居の親族および別居の未婚の子
問題.2
海外旅行保険に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 この保険では、被保険者が海外旅行行程中に生じた病気により医師の治療を受け、治療費用を支出した場合には、その実費が保険金額を限度に保険金として支払われます。
【2】 この保険では、被保険者が海外旅行行程中に発生した地震によって障害を被り、医師の治療を受けた場合、保険金支払いの対象となります。
【3】 この保険では、被保険者が海外旅行行程中に食べた料理が原因で、細菌性食中毒を起こして入院した場合、保険金支払いの対象となりません。
【1】 正 設問のとおり正しい
【2】 正 設問のとおり正しい
【3】 誤 海外旅行保険では、普通傷害保険等で保険金支払いの対象とならない細菌性食中毒やウイルス性食中毒についても保険金支払いの対象となる。
問題.3
損害保険会社が販売する医療保険および介護保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 医療保険では、被保険者がアルコール依存症の治療を目的とした入院をした場合、その入院費用は保険金支払いの対象となります。
イ. 介護保険の介護一時金は、保険期間中であれば何度でも支払われます。
答え : D
ア. アルコール依存症や薬物依存症による入院費用は、疾病固有の免責事由に該当し、保険金支払いの対象とならない。
イ. 介護一時金の支払いは、保険期間を通じて1回が限度となる。
問題.4
損害保険会社が販売する医療保険およびがん保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 医療保険では、被保険者が疾病により所定の条件に当てはまる入院や手術をした場合のみならず、障害により所定の条件に当てはまる入院や手術をした場合にも保険金支払いの対象となります。
イ. がん保険は、補償の対象を「がん」に特定した医療保険で、入院保険金・手術保険金のほか、医師により被保険者が「がん」と診断された場合にも給付金が支払われます。
答え : A
ア. 設問のとおり正しい
イ. 設問のとおり正しい
問題.5
損害保険会社が販売するがん保険および介護保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. がん保険では、被保険者が保険期間の開始から保険約款で定めた所定の日数以内に「がん」と診断確定された場合には、保険金支払いの対象となりません。
イ. 介護保険の「支払対象期間」とは、医師の診断の有無にかかわらず、被保険者が寝たきり状態となった日から寝たきり状態でなくなった日までの期間のことをいいます。
答え : B
ア. 設問のとおり正しい
イ. 「支払対象期間」とは、被保険者が要介護状態であることを医師が診断した日から被保険者が要介護状態でなくなった日までの期間をいう。