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[第4章] 損害保険商品 1

問題.1

次の文章の【 】に当てはまる最も適切な語句を下の選択肢から選びなさい。

自賠法は、自動車による【 1 】の加害者の賠償資力を確保するために自賠責保険の強制締結を定めています。この自賠責保険では、支払われる保険金について、【 2 】に対する支払限度額が定められています。
 また、自賠責保険では被害者保護を目的とするため、自賠責保険からの保険金の支払は、被害者の過失割合どおりには削減されません。例えば、被害者の過失割合が【 3 】未満の場合、減額は行われません。

選択肢
ア. 人身事故および物損事故
イ. 人身事故
ウ. 物損事故
エ. 1事故
オ. 被害者1名
カ. 7割
キ. 9割

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イ. 人身事故

オ. 被害者1名

カ. 7割

問題.2

自賠法および自賠責保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。

【1】 自賠法では、人身事故の被害者が損害賠償を請求する場合、加害者に過失があったことを被害者が証明しなければなりません。

【2】 自賠法の規定により、農耕作業用小型特殊自動車は、自賠責保険への加入が義務付けられています。

【3】 自賠責保険では、被保険者が自動車事故により他人に傷害を負わせた場合、被害者1名に対する保険金の支払限度額は、120万円と定められています。

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【1】 誤
 自賠法では、自分のために自動車を運転する人が人身事故を起こした場合には、原則として運行供用者責任を負うため、加害者に過失があったことを被害者が証明する必要はない。

【2】 誤
 自賠責保険への加入はすべての自動車に義務付けられているが、農耕作業用小型特殊自動車は除かれている。

【3】 正

問題.3

対人賠償保険に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。

【1】 この保険は、被保険自動車の保有、使用または管理に起因して他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負うことにより被る損害に備える保険で、被保険自動車の運転手が、その父母、配偶者または子を死傷させた場合にも保険金が支払われます。

【2】 この保険では、被害者1名に対する損害賠償額が自賠責保険からの支払額を超える場合に、その超過部分について保険金額を限度に保険金が支払われます。

【3】 この保険では、保険会社が被保険者に対して保険金を支払うことができる場合、被害者は、直接、保険会社に損害賠償額の支払を請求することができます。

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【1】 誤
被保険自動車を運転中の者を含め、その父母・配偶者・子が被害者である場合は、免責事項に該当し、保険金が支払われない。

【2】 正 設問のとおり正しい

【3】 正 設問のとおり正しい

問題.4

次の記述のうち、対物賠償保険で保険金支払いの対象となるもの、ならないものを選択しなさい。

【1】 被保険者が被保険自動車を運転中、自宅前に止めてあったその被保険者の息子が所有する自動車に運転を誤って接触し、その息子の自動車を破損させた場合。

【2】 被保険者が被保険自動車を無資格で運転し、運転を誤って他人の住宅建物に衝突し、その外壁を破損させた場合。

【3】 被保険者が被保険自動車を運転中、台風による突風で車体が横倒しになり、近くに停車していた他人の自動車に衝突し、その自動車を破損させた場合

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【1】 対象とならない
被保険者の子の所有物に損害を与えた場合は、免責事項に該当し、保険金支払いの対象とならない。

【2】 対象となる
被害者救済の観点から、無資格運転による対物事故は、保険金支払の対象となる。

【3】 台風による対物事故は、免責事項に該当し、保険金支払いの対象とならない。