[第2章] コンプライアンス 4
問題.1
クーリング・オフの対象となるものならないものをそれぞれ選択しなさい
【1】申込日から起算して7日目の保険期間が3年の火災保険契約
【2】ダイレクトメールを利用した通信販売で申し込んだ傷害保険契約
【3】原動付自転車の自賠責保険契約
【1】 対象となる
【2】 対象とならない
ダイレクトメールを利用して通信販売により申し込んだ契約は、クーリング・オフの対象とならない。
【3】 対象とならない
自賠責保険契約は、法令により加入を義務付けられている契約に該当し、クーリング・オフの対象とならない。
問題.2
保険業法に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 代理店は、役員・使用人の届け出を行わずに保険募集を行わせた場合、行政処分として50万円以下の過料に処せられます。
イ. 代理店は、自己契約の禁止規定に該当した場合、行政処分として登録の取消しまたは6ヶ月以内の業務の停止に処せられます。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : A
ア. 設問のとおり正しい
イ. 設問のとおり正しい
問題.3
消費者契約法に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 消費者契約法では、消費者の利益の用語を図ることを目的として、事業者の一定の行為により消費者が誤認または困惑した場合、契約の申込みまたはその承諾の意思表示を取り消すことが出来る旨を定めています。
イ. 消費者契約法における事業者とは、法人その他の団体および事業としてまたは事業のための契約の当事者となる個人のことをいい、保険会社だけでなく、代理店も事業者と見なされます。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : A
ア. 設問のとおり正しい
イ. 設問のとおり正しい
問題.4
禁輸商品販売法に関して正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】保険会社から委託を受けて保険契約の締結の代理または媒介を行う代理店は、金融商品販売法における「金融商品販売業者等」に該当します。
【2】金融商品販売法では、顧客が金融商品販売業者等に損害賠償を請求する場合、その金融商品販売業者等が重要事項を説明しなかったことと、顧客に生じた損害との因果関係について、顧客自らが立証しなければなりません。
【3】金融商品販売法では、金融商品販売業者等は、顧客の知識、経験、財産状況および金融商品の販売に関する契約を締結する目的に照らし配慮すべき事項などについて勧誘方針を定め、すみやかに公表しなければなりません。
【1】 正
【2】 誤
顧客は金融商品販売業者等が重要事項の説明義務を怠ったことだけを立証すれば金融商品販売業者に損害賠償を請求することが出来る。
【3】 正