火災保険単位 1
問題.1
火災保険の概要に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 専用住宅を対象とした火災保険として、住宅火災保険と住宅総合保険とがあるが、いずれも補償となる損害に伴い発生する諸費用についても補償される。
【2】 専用住宅以外の物件(併用住宅・店舗・事務所・工場など)を対象とする普通火災保険には、一般物件用、工場物件用、および倉庫物件用の3種類があるが、商品内容はすべて同じである。
【1】 正
設問のとおり正しい
【2】 誤
普通火災保険には、一般物件用、工場物件用、および倉庫物件用の3種類があり、それぞれの商品内容が多少異なる。
問題.2
火災保険の種類に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災、雪災による損害は、住宅火災保険・住宅総合保険のいずれでも補償される。
イ. 店舗総合保険では、火災等による損害に伴い発生する諸費用についても補償されるが、普通火災保険(一般物件用)では、火災等による損害に伴い発生する諸費用はいっさい補償されない。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
答え : B
ア. 設問のとおり正しい
イ. 普通火災保険(一般物件用)では、火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災、雪災による損害に伴い発生する諸費用についても補償される。
問題.3
火災保険の構造級別規定に関する次の記述のうち正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 2種類以上の異なる柱の部分からなる一般物件については、それぞれの柱により判定される複数の構造級別のうち、最も高い基本料率の構造級別をもってその建物全体の級別とする。
【2】 火災保険の構造級別規定は、建築基準法令の基準に準拠して作成されているが、耐火建築物とは、すべての柱が耐火構造であるもののことをいう。
【1】 正
設問のとおり正しい
【2】 誤
耐火建築物とは、建築基準法に定める耐火建築物で、その主要構造部(柱・はり・床・屋根・壁など)が耐火構造であることまたは一定の耐火性能の技術的基準に適合するものであることに該当し、所定の防火設備を有するもののことをいう。
問題.4
次の建物はいずれも住宅物件ですが、これらのうち、T構造を適用する建物を1つ選び、解答欄の該当する箇所をクリックして下さい。
ア. 耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火構造に該当することが確認できない木造専用住宅建物
イ. コンクリート構造物であることが確認できた共同住宅
ウ. 耐火建築物であることが確認できた一戸建住宅
答え : ウ
ア. 耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火構造に該当することが確認できない木造専用住宅建物は、H構造を適用する。
イ. コンクリート造建物の共同住宅は、M構造を適用する。
ウ. 耐火建築物であることが確認できた一戸建住宅は、T構造を適用する。