火災保険単位 4
問題.1
火災保険の「複合用途建物」および「区分所有建物」に関するに関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア. 複合用途建物では、建物の合計床面積に対する同一業種の床面積の割合が90%以上の場合は、その業種以外に用途上の割増料金の高い業種があるときでも、その同一業種の用途上の割増料金を付課する。
区分所有建物とは、一つの建物が構造上独立した2以上の部分に区分され、2位上の被保険者が所有する建物のうち、専有部分と共有部分により構成され、構造級別が1級に該当するものに限られる。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え : B
ア. 設問のとおり正しい
イ. 区分所有建物の定義においては、建物の物件種別および構造級別は問わない。
問題.2
火災保険の料率に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 住宅物件の基本料率は、保険の対象の所在地(地区)と建物の構造級別をもとにして求める。
【2】 一般物件料率の算出にあたり適用される「用法上の割増料率」には、職業割増料率および作業割増料率があるが、これらが競合するときは、それらの割増料率を重ねて適用する。
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【1】 正
【2】 誤
「用法上の割増料率」が競合するときは、そのうちの最も高い割増料率を付課し、複数の割増料率を重ねて適用することはない。