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火災保険単位 模擬問題E 問5,6

問題.5

店舗総合保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。

ア.この保険では、1個または1組の価額が30万円を超える貴金属、宝玉および宝石、書画、骨董、彫刻物その他の美術品は、特別の約定がない限り保険の対象に含まれる。

イ.この保険では、通知義務違反により保険契約を解除した場合、保険会社は危険が増加した時から解除された時までに発生した事故に対して保険金を支払わないが、通知しなかった事実などと事故の発生に因果関係がない場合には保険金を支払う。

  • A. アおよびイ共に正しい。
  • B. アは正しいが、イは誤っている。
  • C. アは誤っているが、イは正しい。
  • D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ C

ア.1個または1組の価額が30万円を超える貴金属、宝玉および宝石、書画、骨董、彫刻物その他の美術品は、保険契約申込書に明記すれば保険の対象に含まれる。

イ.設問のとおり正しい。

問題.6

Aさんは、自分の住宅建物と同建物内収容の家財一式を保険の対象として、住宅総合保険を契約しています(地震保険は付帯(セット)していません)。次の損害または費用が生じた場合、保険金支払いの対象となるものを1つ選びなさい。

ア.Aさん宅の近くの化学工場で起きた爆発事故により、Aさん宅の窓ガラスが破損した。この窓ガラスの破損による損害。

イ.暴風雨による強風で、Aさんの住宅建物の屋根瓦が吹き飛ばされて屋根が破損し、10万円の損害を被った。この屋根の破損による損害。

ウ.地震により、Aさん宅から火災が発生し、建物の一部が焼失した。Aさん宅の主要構造部の火災による損害は、保険価額の10%であり、建物の焼失した部分の床面積が延床面積の15%であった。この建物の焼失によって臨時に生じた費用。

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答え→ ア

ア.爆発によって保険の対象が被爆損害を受けたので、保険金支払いの対象となる。

イ.風災・雹災・雪災によって被った損害は、その損害の額が20万円以上となった場合に保険金が支払われる。設問は、損害の額が10万円なので、保険金支払いの対象とならない。

ウ.地震もしくは噴火またはこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災損害を受け、保険の対象である建物が半焼以上(主要構造部の火災による損害が保険価額の20%以上となったとき、または焼失した部分の床面積が延床面積の20%以上となったとき)となった場合ではないので、地震火災費用保険金支払いの対象とならない。また、地震保険が付帯(セット)されていないので、地震保険金も支払われない。