火災保険単位 模擬問題D 問5,6
問題.5
店舗総合保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア.この保険では、建物を保険の対象とする場合、被保険者が所有するもので、電気・ガス設備などの付属設備は、特別の約定がない限り、保険の対象に含まれる。
イ.この保険では、保険の対象が商品・製品等であれば、商品・製品等の盗難による損害は、保険金支払いの対象となる。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ B
ア.設問のとおり正しい。
イ.保険の対象が商品・製品等の場合、商品・製品等の盗難による損害は、保険金支払いの対象とならない。【参照】P.46
問題.6
Aさんは、自分の店舗併用住宅建物と同建物内収容の家財一式、設備・什器等一式および商品・製品等一式を保険の対象として、店舗総合保険を契約しています。次の損害が生じた場合、保険金支払いの対象とならないものを1つ選びなさい。
ア.Aさんの店の配水管が詰まっていたため配水管から水が溢れ出し、商品の一部が水浸しとなってしまった。この商品の水濡れ損害。
イ.Aさんの奥さん(同居)は、自分が所有する原動機付自転車(総排気量50cc)で買物に出かけたが、商店で買物をしている間に、近くの路上に止めておいたその原動機付自転車を何者かに盗まれてしまった。この原動機付自転車の盗難による損害。
ウ.Aさんの店に落雷があり、業務用のパソコンと電話機が作動しなくなってしまった。これらの機器に生じた損害。
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答え→ イ
ア.給排水設備に生じた事故による水濡れ損害なので、保険金支払いの対象となる。
イ.持ち出し家財である自転車・原動機付自転車(総排気量が125cc以下)の盗難損害は、保険金支払いの対象とならない。
ウ.落雷による電気機器などへの波及損害なので、保険金支払いの対象となる。