火災保険単位 模擬問題A 問11,12
問題.11
「地震保険に関する法律」に基づく地震保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア．この保険では、家財を保険の対象とする場合、居住用の建物に収容されている自動二輪車は保険の対象に含まれない。
イ．保険の対象に既に地震保険が付帯（セット）されていて、限度額に達しているときは、追加で地震保険を付帯（セット）することはできない。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ A
ア．設問のとおり正しい。
イ．設問のとおり正しい。
問題.12
住宅建物を保険の対象として、保険金額28,000千円で火災保険を契約する際に、同時に「地震保険に関する法律」に基づく地震保険を付帯（セット）することにして、地震保険契約の保険金額を契約できる最高額で定めました。保険期間中に、地震による火災で建物の一部が焼失し、損害調査の結果、建物の主要構造部の損害額が16,800千円、また、建物の焼失した床面積が延床面積の60％であることが判明しました。 この場合、地震保険から建物の損害に対して支払われる保険金はいくらになりますか。正しいものを下記の選択肢の中から１つ選びなさい。
【選択肢】
ア．7,000千円（28,000千円×50％×50％）
イ．14,000千円（28,000千円×50％×100％）
ウ．16,800千円（建物の主要構造部の損害額）
エ．28,000千円（28,000千円×100％）
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答え→ イ
地震による火災で建物の主要構造部の損害額が16,800千円で、建物の時価の60％（16,800千円÷28,000千円）であることから、損害の程度は「全損」に該当し、支払保険金は、保険金額の100％（時価が限度）となる。地震保険の建物の保険金額は、14,000千円(主契約の保険金額28,000千円の50％)であるので、支払保険金は、14,000千円（28,000千円×50％×100％）となる。