火災保険単位 模擬問題A 問9,10
問題.9
契約内容変更の手続きおよび解約に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 保険契約締結後、保険契約の内容に変更が生じた場合、保険契約者または被保険者は、保険会社に対して書面によってその旨を通知する。
【2】 保険契約の解約は、原則として保険契約者の意思で行うことはできない。
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【1】 正
【2】 誤
解約は、原則として保険契約者の意思で行うことができるが、保険金請求権の上に質権等が設定されている場合は、質権者の書面による同意が必要となる。
問題.10
火災保険の事故発生時の対応等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
ア.保険会社による保険価額と損害額についての調査により保険金が算出され、これに基づく保険契約者等との協定が成立すると、保険金は、事務手続きを経た後に被保険者に支払われる。
イ.保険事故に関する損害調査の際、代理店(募集人)は保険会社に対して、契約の内容、事故前および事故直後の状況などについて、自分の知っていることを正確に知らせるとともに、保険契約者等から損害の申告が必要なときには、正確に申告するよう依頼する。
ウ.保険契約者等が保険金請求を行う場合、いかなる場合も印鑑証明書が必要となる。
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答え→ ウ
ア.設問のとおり正しい。
イ.設問のとおり正しい。
ウ.保険金請求を行う際、通常は印鑑証明書の必要はなく、保険金の請求を第三者に委任する場合の委任状提出時に必要となる。