火災保険単位 模擬問題A 問5,6
問題.5
店舗総合保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
【1】 ア.この保険では、屋外設備・装置や野積みの動産を保険の対象として引き受けることができる。
【2】 イ.この保険では、保険契約者または被保険者は、事故発生時に、他の保険契約などの有無および内容(既に他の保険契約等から保険金または共済金の支払いを受けた場合には、その事実を含む)について遅滞なく保険会社に通知しなければならない。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ C
ア.この保険では、屋外設備・装置や野積みの動産を保険の対象として引き受けることはできない。
イ.設問のとおり正しい。
問題.6
Aさんは、自分の住宅建物と同建物内収容の家財一式を保険の対象として、住宅総合保険を契約しています。次の損害が生じた場合、保険金支払いの対象となるものを1つ選びなさい。
ア.荷物配達中の軽トラックが運転を誤ってAさん宅に飛び込み、Aさんの住宅建物の外壁の一部が壊れてしまった。この外壁の破損による損害。
イ.Aさん宅の近くの川が豪雨によりはん濫し、Aさんの住宅建物は地盤面より10㎝の浸水(床上浸水ではない)を被り、建物に保険価額の5%の損害が発生した。この建物の水災による損害。
ウ.Aさん宅から出火し、その際に、道路に持ち出した家財の一部が何者かに盗まれてしまった。この家財の盗難による損害。
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答え→ ア
ア.建物の外部からの物体(保険契約者または被保険者が所有・運転する車両またはその積載物を除く)の落下・飛来・衝突等による損害は、保険金支払いの対象となる。
イ.水災による損害額が保険の対象である建物の保険価額の30%未満であり、床上浸水も生じていないので、保険金支払いの対象とならない。
ウ.火災等の事故の際の保険の対象の紛失または盗難による損害は、保険金支払いの対象とならない。