自動車保険単位 模擬問題F 問5,6
問題.5
自動車保険の補償内容等に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。
【1】 人身傷害補償保険で支払われる保険金は、保険会社の普通保険約款で定められた損害額算定基準に基づき計算された被保険者の積極損害(治療費)、精神的損害、逸失利益等の損害額に被保険者の過失割合を乗じ、その金額から他の給付等で支払われた金額を控除して算定される。
【2】 搭乗者傷害保険の後遺障害保険金は、被保険者が傷害を被り、その直接の結果として事故の発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害が生じた場合に支払われるので、事故の発生の日からその日を含めて180日を超えてなお治療を要する場合にはいっさい支払われない。
【3】 車両保険では、地震、噴火、またはこれらによる津波によって被保険自動車に生じた損害は、保険金支払いの対象とならない。
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【1】 誤
人身傷害補償保険では、過失相殺による減額をせず被保険者の過失分を含めて、支払われる保険金が計算される。
【2】 誤
事故の発生の日からその日を含めて180日を超えてなお治療を要する場合には、181日目の医師の診断に基づいて後遺障害の程度を決定し、後遺障害保険金が支払われる。
【3】 正
問題.6
自動車保険普通保険約款に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。
ア.保険契約締結の際、保険契約者または記名被保険者は、被保険自動車の登録番号(車両番号)について保険会社に事実を正確に告げる必要があるが、前契約における事故の有無については、その必要はない。
イ.保険契約者が保険証券記載の住所または通知先を変更した場合、保険契約者は、遅滞なく、その旨を保険会社に通知しなければならない。
- A. アおよびイ共に正しい。
- B. アは正しいが、イは誤っている。
- C. アは誤っているが、イは正しい。
- D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ C
ア.前契約における事故の有無も告知事項に該当し、保険契約締結の際、保険会社にその事実を正確に告げる必要がある。
イ.設問のとおり正しい。