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自動車保険単位 模擬問題D 問3,4

問題.3

自賠責保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを選びなさい。

ア.自賠責保険の被保険者は、自賠責保険契約を締結した自動車の保有者およびその運転者であり、この運転者には自賠法上の運行供用者責任はないが、保有者に運行供用者責任が発生した場合には、運転者の負う損害賠償責任についても自賠責保険で保険金が支われる。

イ.自賠責保険では、自動車事故により被害者が死亡した場合、その被害者1名あたりの保険金額(支払限度額)は、死亡に至るまでの傷害による損害の有無にかかわらず、3,000万円となる。

  • A. アおよびイ共に正しい。
  • B. アは正しいが、イは誤っている。
  • C. アは誤っているが、イは正しい。
  • D. アおよびイともに誤っている。
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答え→ B

ア.設問のとおり正しい。

イ.死亡事故の場合、死亡に至るまでの傷害による損害があるときは、その支払限度額は120万円なので、合計3,120万円が被害者1名あたりの保険金額(支払限度額)となる。なお、加害車両が複数の場合は、それぞれの車について保険金額(支払限度額)が適用される。

問題.4

自動車保険の補償内容等に関する次の記述のうち、正しいものは「正」誤っているものは「誤」を選択しなさい。

【1】 対人賠償保険では、記名被保険者が被保険自動車に妻を乗せて買い物に出かけた際、運転を誤ってガードレールに衝突し、助手席の妻に重傷を負わせた場合に生じた損害は、保険金支払いの対象となる。

【2】)対人賠償保険で支払われる保険金は、相手方の治療費・休業損害・慰謝料等の損害額に損害防止費用等を合算し、その合計額に被保険者の過失割合を乗じ、その金額から自賠責保険等で支払われる金額を控除して算定される。

【3】 対物賠償保険では、保険証券に免責金額の記載がある場合で、1回の対物事故において被保険者が負担する損害賠償責任の総額が免責金額以下の場合は、保険会社は示談交渉等解決の手続きを行わない。

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【1】 誤
被保険自動車を運転中の者の配偶者や被保険者の配偶者の生命または身体が害された場合に、それによって被保険者が被る損害は、対人賠償固有の免責に該当し、保険金支払いの対象とならない。

【2】 誤
対人賠償保険では、損害防止費用等の被保険者が負担した費用については、被保険者の過失割合の適用はない。

【3】 正